2012年2月1日水曜日

手縫いのファスナーブリーフケース、その後

まだまだ製作中です・・・・

持ち手が縫い留められました。


そしてコーナーパッチ の準備。
当初の予定していたステッチ位置だと少し内側過ぎるなと感じだし、ほんの少しだけ外側に目の位置を変更。
当然パーツの作り直し・・・・・
でも、すっきりしました。

奥が元のパッチ。
手前がほんの少し(コンマ数ミリ)外に縫い位置を変えたもの。


変更したパッチを縫い留めたところ。


実はもともと、このコーナーパッチは無い予定で企画したのです。

シボリで立体を作って、そして鞄に仕立てるのは十数年前から時折やる仕立て方。
けれどシボルとなると木型が必要。
その都度、木型を用意するのもなにかと大変でどうにか出来無いかなと考えていて思いついたのが、シボラずに立体にするパターン。
切れ込みを入れて、そこをつまんで縫う事でシボッたようなフォルムを出す。
けれどつまんで縫うとその縫い目のコバが気になる・・・・
であれば、拝み合わせにして掬い縫いにすればいいのではと試作をしていたのです。
しかも、裏側から掬い縫いにすれば表にステッチが出ない=糸切れの心配が無い!


いいアイデア!!と思ったものの、この方法、どの革でもうまくいくかというとそうでもない・・・・
強度やらなにやら色々考えると結局表から掬い縫いをするのがいいんだなぁという結論。
そうなるとそこをカバーしたいという考えが出て来てパッチをかぶせることに一件落着。

パッチ無しでまとめられたら、それはそれですっきりするんですケドね・・・・
向く革を選定して、この方法はこの方法でいつか定番品で展開したいなと思ったり。

2 件のコメント:

  1. これパテント取れたりはしないんですかねえ(^^;

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  2. そこは考えないとこなんですよね・・・・。
    共通するアイデアは他の方もやられていらっしゃるともおもいますし。
    何よりそういったことにかける時間・労力を考えると、その分手を動かしていた方がいいと思うわけんなです。
    助成金とかいろいろも結局そう・・・・・

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