2006年7月16日日曜日

熱いコテは暑い・・・

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コバの仕上げなどに使うコテです



当工房の製品の多くは、革の端の処理は、ミガキ(切り目 本ミガキ)と呼ばれる仕上げ方法をとる事が多いです
切りそろえた革の端(コバ)に、鉋をかけ何種類かのヤスリをかけ角を丸め手触りの良いコバにする為の下地を作っていきます
そうして、染料で染め上げ、フノリを塗り込み、布でミガキあげていきます
蜜蝋を塗り込み、熱したコテで焼き締め蝋を溶かし込んでいきます
その後、番手の高いサンドペーパーで肌理を細かくしていきます
こういった工程を繰り返していきます



一つの製品を作り上げるのに、貼って切って縫ってミガいて・・・・を繰り返していきます



当工房ではコテは電熱器で熱しています
夏場の暑い時期は実はけっこう大変な作業です・・・・
(冬場は手あぶり代わりにしたりしています)



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