2006年7月27日木曜日

創成橋

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札幌を流れる創成川に架かる橋です
創成川はもともと慶応2年(1866年)に幕臣の大友亀太郎が開削した用水路で当初大友堀と呼ばれたそうです
その後明治4年(1871年)に南1条に創成橋が架けられそれから「創成川」と呼ばれるようになったそうです
ですので本当は、創成川に架かるから創成橋では無く創成橋が架かるから創成川なのですねー
この橋は、当初は木製だったそうですが、明治43年(1910年)に現在の石橋に作り直されています
石造りのアーチ橋で欄干に青銅の擬宝珠をつけた構造で、詳しい構造が分からない部分が多いナゾの構造の橋だそうです
札幌市の創成川通りアンダーパス連続化工事に伴いこの八月中旬から解体されてしまいます
工事が完了する際には、アーチの形状等を残した形で復元される方向だそうです



この橋の近くには、二条市場があります
今は観光市場と言えますが元々は、創成川を行き交う搬送船の荷の積み下ろしをする人たちを相手の商売だったようです
創成橋が石橋で架けられた頃に現在の二条市場の基礎がつくられたようです
昔の札幌の地図を見ますと、このあたりには馬具屋が数軒ありました
交通と流通の重要な場所であったことがうかがえます



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